催眠状態とは、眠っている状態でも意識を失っている状態でもありません。実は催眠にはいっていても催眠に⼊っているとは感じないものだと思ってください。
⾔いたくないことを⾔ってしまうこともありません(ご安⼼ください)途中で⽴ち上がることも、お⼿洗いにいくこともできます。

⾝体がリラックスして⼀つのことに集中している時、顕在意識と潜在意識の間にあるフィルターが弱まり潜在意識の奥に押し込められていた記憶や感情を思い出しやすく、また肯定的な暗⽰を受け⼊れやすい状態になります。
セラピーでは催眠誘導を⾏いながら安全に優しく普段はアクセスできない潜在意識のなかにある膨⼤な記憶の中から、必要な記憶を引き出していきます。

戦争を経験した多くの兵⼠が、帰還後に⼼の傷(PTSD)に苦しみました。アメリカではカウンセリングの需要が⾼まりましたが、それだけではなかなか改善しないケースも少なくありませんでした。
そんな中、催眠を使った⼼理療法が取り⼊れられ驚くほどの回復が⾒られるようになったのです。
⽇本ではまだまだ馴染みの薄い催眠療法ですが専⾨的な知識とトレーニングを積んだセラピストがおこなう催眠療法は⼼の傷を癒す⼒があります。
催眠療法は、ただ話をするカウンセリングではなく、⼼の深い部分に優しく働きかけ、トラウマの根本に寄り添っていきます。つらい記憶や不安に苦しんでいる⼈にとって、⼤きな⽀えとなる⽅法です。